2018年 02月 13日
ソウルメイトと出会ってから 《 番外編 37 》
『 死 』
いきなり何? と思われそうですね。
ここのところ、この『 死 』について
深く考える機会がありました...
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そのすぐ後に、動物好きで私と愛犬を
かわいがってくれた祖父も天国へ...
仔犬のときから 年がら年中・連日連夜
「 宇宙一かわいい! 宇宙一天才!」
と私の鼓舞と呪文?を受け続けていた愛犬(♀)。
そのプレッシャーからなのか?
はたまた
「えぇそうなのよ、私すごいのよ」
彼女は、最後の最後まで
何もかも素晴らしかった...
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元気に過ごしていたある日、
彼女は突然ふらりと倒れました。
慌てて病院に連れていきいったんは体調が
戻りましたが...
お別れがやってきました。
ほんの、4日間の出来事でした。
先代の愛犬(♂)を事故で5才という若さで
失ってしまったので、彼女を飼うことが
決まったときは
前の子の3倍は長生きさせます!
と私は神に誓いました。
そうしたら...
見事に彼女は
3倍生きてくれました!
( 4〜5倍にしておけばよかった )
元彼と破談して私がどん底にいた頃に
命を落としかけましたが奇跡的に回復!
( 詳しくはソウルメイト第1話 )
それからは大きな病気にかからず健やかに
過ごしました。
独身のときも
だんな様との生活がスタートしても
仕事先や友達の家におじゃまするときも
いつもずっと一緒にいました。
ふだん私とだんな様の間にある自分の寝床で
寝ていた彼女。
ですが
お別れする6日前と5日前の夜
私と彼女は久しぶりにくっついて寝ました。
絹糸のようなサラサラな金色の毛で包まれた
小さな頭のおでこのカーブを何度も何度も
なでつつ彼女の独特の匂いをかぎながら...
きっと
旅立つ前の虫の知らせだったのでしょうね。
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私も家族も5連休をとっていたときでした。
入院していた動物病院も一般診療がお休み
だったので
静かな院内に家族全員がそろって
ゆっくり彼女を見送ることができました...
赤ちゃんの頃からおとなしくて落ち着いた
場所を好む彼女が
その時と場
ひょっこりと起き上がりそうな顔で
お花の中で眠る彼女は
流れ続けるだんな様の涙を
私は初めて見ました...
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愛犬と祖父の死後
私は20代に発症した持病が原因で急激に
体調を崩しました。
幸い『冷えとり』という過ごし方をする
ようになってからずいぶん良くなってきた
のですが
昨年、開腹手術を受けることに。
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手術中
全身麻酔をしているときの出来事です。
...真っ暗な闇の中に
私の身体のアウトラインが光る線として
浮かんできました。
お腹のあたりで
お腹のあたりで
逆三角形▽の
オレンジ色をした光が
ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン
と何度も点滅しています。
ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン
と何度も点滅しています。
そして看護師さん達が私の脚をいろいろな
角度に動かしている手術室の風景が見えま
角度に動かしている手術室の風景が見えま
した。
「しまった!!
私、あの身体に戻らなくちゃ
いけないんだった!!」
ウルトラマンのように焦る私!!
その瞬間です!
麻酔の先生の手が私の頬を軽く触り
「 ◯◯さん ( 私の苗字 ) わかりますか?」
と話しかける声が聞こえてきて...
私は軽~く目を開けました。
と同時に
口に挿管されている器具の苦しさと
「 ◯◯さん ( 私の苗字 ) わかりますか?」
と話しかける声が聞こえてきて...
私は軽~く目を開けました。
と同時に
口に挿管されている器具の苦しさと
手術室のとんでもない寒さと
腹部の猛烈な痛みが ( ←これはすごかった )
3連発で襲ってきて
「 ひー!!!× 1000倍 」
と私は叫びました!!!
( たぶん心で )
すかさず看護師さんが注射を打ち
痛みは少しずつ緩和... で、気絶。
その日の夜は
その日の夜は
身体中に管という管を繋がれ固定され、
エアーマッサージャーを両脚に着けられ、
プシューッ プシューッ という
エアーの音のなか朦朧としながら...
地獄のような時間を過ごしました。
...とほほのほ。
でも
でも
手術中に見た
ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン
の▽点滅と
の▽点滅と
私が感じた、あのどうしようもない
しまった感 を思い出すと...
「肉体的な死は起こるのだろうけど
私は死なないのだろうなぁ」
そう感じるようになりました。
しまった感 を思い出すと...
「肉体的な死は起こるのだろうけど
私は死なないのだろうなぁ」
そう感じるようになりました。
看護師さんが人形みたいになってる私の脚を
あっち向けてこっち向けてテキパキ動かして
いるの見てたし。
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大丈夫
愛犬も祖父も
死んでいない。
肉体的なお別れは
死んでいない。
肉体的なお別れは
どんな言葉にもまとめられない
強すぎる悲しさだったけれど
私はこの手術中のプチ臨死体験?を経て
なんだかうれしくなりました。
間違いなく
愛犬も祖父もあの世で元気だ ^ ^
実は彼らの死を記事にすることなどまったく
実は彼らの死を記事にすることなどまったく
考えていませんでした。死の表現はどうしても
重たくなってしまうと思っていたからです。
ですが
寛容な木星が死と再生を司る蠍座に入り
その蠍座を守る冥王星が
『 死 』を愛するからこそ
『 生 』を愛することができる
と『 死 』への見方を変えるよう、
『 死 』を愛するからこそ
『 生 』を愛することができる
と『 死 』への見方を変えるよう、
手術を通して私に伝えてくれたのだと
ここ数年間だんな様にオロオロヨボヨボした
姿を何度も披露している私。
心も身体も弱っているときはその存在が
そばにいてくれることが素直に助かります。
それと
それと
今でも愛犬とのたくさんの楽しい思い出は
彼との会話で尽きません。
結婚して ( おいて ) よかったなぁ...
と思います。
結婚して ( おいて ) よかったなぁ...
と思います。
ありがたいです。
そして
大部分の大人が私に求めた成果や結果とか...
そういうのを抜きで私を赤ちゃんのときから
変わらずかわいがってくれた、おじいちゃん
泣き虫で不器用な私の元にやって来てくれた
凛とした天使のような、素晴らしい愛犬
ありがとうございました。
ずっとずっと大好き!
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by divcaf
| 2018-02-13 16:00
| ソウルメイトとの不思議暮らし